作家の梁石日(ヤン・ソギル)さんが6月29日に亡くなりました。87歳でした。

1936年、大阪市出身。在日朝鮮人2世として生まれ、29歳のときに経営する印刷会社が倒産。その後、タクシー運転手として働いた経験を基にした『狂躁曲』で1981年に作家としてデビューしました。1994年の『夜を賭けて』は直木賞候補作となり、実父をモデルに描いた1998年の『血と骨』は山本周五郎賞を受賞。自身の体験をモチーフにした作品を多く発表し、在日文学を牽引しました。

梁石日さんを追悼し、著作をご紹介します。

展示資料

『裏と表』
梁/石日‖著,幻冬舎,2002.2,当館請求記号:/Y 51
『終りなき始まり 上』
梁/石日‖著,朝日新聞社,2002.8,当館請求記号:/Y 51
『終りなき始まり 下』
梁/石日‖著,朝日新聞社,2002.8,当館請求記号:/Y 51
『狂躁曲』
梁 石日∥著,筑摩書房,1981.11,当館請求記号:/Y 51
『死は炎のごとく』
梁/石日‖著,毎日新聞社,2001.1,当館請求記号:/Y 51
『睡魔』
梁/石日‖著,幻冬舎,2001.4,当館請求記号:/Y 51
『Z』
梁/石日‖著,毎日新聞社,1996.7,当館請求記号:/Y 51
『族譜の果て』
梁/石日‖著,立風書房,1989.1,当館請求記号:/Y 51
『魂の痕(きずあと)』
梁/石日‖著,河出書房新社,2020.1,当館請求記号:/Y 51
『断層海流』
梁/石日‖著,青峰社,1993.10,当館請求記号:/Y 51
『血と骨』
梁/石日‖著,幻冬舎,1998.2,当館請求記号:/Y 51
『闇の子供たち』
梁/石日‖著,解放出版社,2002.11,当館請求記号:/Y 51
『夜を賭けて』
梁/石日‖著,日本放送出版協会,1994.12,当館請求記号:/Y 51
『夜の河を渡れ』
梁/石日‖著,筑摩書房,1990.11,当館請求記号:/Y 51
『雷鳴』
梁/石日‖著,徳間書店,1995.10,当館請求記号:/Y 51
『タクシードライバー日誌』
梁 石日∥著,筑摩書房,1984.09,当館請求記号:685.5/L 4
『魂の流れゆく果て』
梁/石日‖著,光文社,2001.8,当館請求記号:910.28/N 1
『快楽と救済』
梁/石日‖著,日本放送出版協会,1998.12,当館請求記号:914.6/M 8

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