2025年のNHK大河ドラマの主人公は江戸時代の版元、“蔦重”こと蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)です。

現在でいう出版プロデューサーであった蔦重は、山東京伝、喜多川歌麿、十返舎一九、滝沢(曲亭)馬琴、葛飾北斎など江戸文化を代表する多くの人材を見出し、その活動を支援しました。また、わずか10か月間のみ活動し、その後、姿を消した謎の浮世絵師、東洲斎写楽の作品の版元としても知られています。

江戸時代後期、多様なジャンルで花開いた江戸の町人文化と、そこでベストセラーとなった、黄表紙、読本、浮世絵、役者絵などの作品を、蔦屋重三郎に関わりの深い人物を中心にご紹介します。

この機会に江戸時代の名著、名作を味わってみませんか。

展示資料

『稀代の本屋 蔦屋重三郎』
増田/晶文‖著,草思社,2016.12,当館請求記号:/Ma66
『写楽女』
森/明日香‖[著],角川春樹事務所,2022.10,当館請求記号:/Mo45
『コレクション』
山本/昌代‖著,集英社,1996.10,当館請求記号:/Y 31
『江戸のベストセラー』
清丸/惠三郎‖著,洋泉社,2017.7,当館請求記号:023.1/P 7
『江戸の出版統制』
佐藤/至子‖著,吉川弘文館,2017.11,当館請求記号:023.8/P 7
『ビジュアル版江戸文化入門』
深光/富士男‖著,河出書房新社,2023.4,当館請求記号:210.5/Q 3
『これ1冊でわかる!蔦屋重三郎と江戸文化』
伊藤/賀一‖著,Gakken,2024.9,当館請求記号:289.1/Ts92
『蔦屋重三郎と田沼時代の謎』
安藤/優一郎‖著,PHP研究所,2024.7,当館請求記号:289.1/Ts92
『探訪・蔦屋重三郎』
倉本/初夫‖著,れんが書房新社,1997.6,当館請求記号:289.1/TS92
『蔦屋重三郎』
松木 寛∥著,日本経済新聞社,1988.1,当館請求記号:289.1/TS92
『古地図・道中図で辿る東海道中膝栗毛の旅』
人文社,2006.2,当館請求記号:291.038/N 3
『四大浮世絵師』
中右/瑛‖監修,青幻舎,2008.12,当館請求記号:721.8/N 8
『浮世絵図鑑』
安村/敏信‖監修,平凡社,2014.1,当館請求記号:721.8/P 4
『歌麿決定版』
浅野/秀剛‖監修,平凡社,2016.12,当館請求記号:721.8/P 6
『歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』』
[喜多川/歌麿‖画],講談社,2018.5,当館請求記号:721.8/P 8
『NHK浮世絵EDO-LIFE』
藤澤/紫‖監修,講談社,2020.12,当館請求記号:721.8/Q 0
『江戸十八大浮世絵師』
深光/富士男‖著,河出書房新社,2024.7,当館請求記号:721.8/Q 4
『図説江戸のエンタメ 小説本の世界』
深光/富士男‖著,河出書房新社,2022.1,当館請求記号:913.5/Q 2
『山東京伝』
佐藤/至子‖著,ミネルヴァ書房,2009.4,当館請求記号:913.53/N 9
『山東京伝黄表紙の世界』
細窪/孝‖著,アーバンプロ出版センター,2010.9,当館請求記号:913.53/P 0
『現代語抄訳で楽しむ東海道中膝栗毛と続膝栗毛』
[十返舎/一九‖作],KADOKAWA,2016.9,当館請求記号:913.55/P 6
『現代語訳南総里見八犬伝 上』
曲亭/馬琴‖[作],河出書房新社,2004.2,当館請求記号:913.56/N 4
『現代語訳南総里見八犬伝 下』
曲亭/馬琴‖[作],河出書房新社,2004.2,当館請求記号:913.56/N 4
『「むだ」と「うがち」の江戸絵本』
小池/正胤‖校注・解説,笠間書院,2011.12,当館請求記号:913.57/P 1

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