令和6年12月2日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで、当館は臨時閉館していますが、その間も、資料展示「ニュースを読む」は更新します。臨時閉館中も、電話やインターネットで予約した資料は、当館の臨時窓口や、県内各市町の図書館で受け取ることができます。資料展示「ニュースを読む」でご紹介している資料も予約できますので、ぜひご利用ください。

例年、文学賞や文芸賞を受賞した本は発表後に予約がたくさん入り、気が付けば予約の順番がまわってくるのは数か月先…、ということが多発します。実際に今年の受賞作にも軒並み予約が入っています。しかし!1年前の2023年の受賞作は、予約が入っていないものがほとんどなのをご存知ですか?

今回は、2023年に発表された主な文学賞や文芸賞の中から、小説を中心にご紹介します。気になっていたけれども読んでいなかった話題作を読むなら今かもしれません。年末年始休みのお供に、ごゆっくりお読みください。

展示資料

芥川賞 第168回(2022年下半期)

『この世の喜びよ』
井戸川射子 著,講談社,2022.11,請求記号:I 19
『荒地の家族』
佐藤厚志 著,新潮社,2023.1,請求記号:Sa85

芥川賞 第169回(2023年上半期)

『ハンチバック』
市川沙央 著,文藝春秋,2023.6,請求記号:I 14

泉鏡花文学賞 第51回

『水』
北村薫 著,新潮社,2022.11,請求記号:Ki68
『あなたの燃える左手で』
朝比奈秋 著,河出書房新社,2023.6,請求記号:A 82

江戸川乱歩賞 第69回

『蒼天の鳥』
三上幸四郎 著,講談社,2023.8,請求記号:Mi21

大藪春彦賞 第25回

『はぐれ鴉』
赤神諒 著,集英社,2022.7,請求記号:A 29
『ラブカは静かに弓を持つ』
安壇美緒 著,集英社,2022.5,請求記号:A 16

太宰治賞 第39回

『自分以外全員他人』
西村亨 著,筑摩書房,2023.11,請求記号:N 84

谷崎潤一郎賞 第59回

『水車小屋のネネ』
津村記久子 著,毎日新聞出版,2023.3,請求記号:Ts74

中央公論文芸賞 第18回

『パシヨン』
川越宗一 著,PHP研究所,2023.7,請求記号:Ka92
『チャンバラ』
佐藤賢一 著,中央公論新社,2023.5,請求記号:Sa85

直木賞 第168回(2022年下半期)

『地図と拳』
小川哲 著,集英社,2022.6,請求記号:O 24
『しろがねの葉』
千早茜 著,新潮社,2022.9,請求記号:C 43

直木賞 第169回(2023年上半期)

『木挽町のあだ討ち』
永井紗耶子 著,新潮社,2023.1,請求記号:N 14
『極楽征夷大将軍』
垣根涼介 著,文藝春秋,2023.5,請求記号:Ka25

新田次郎文学賞 第42回

『広重ぶるう』
梶よう子 著,新潮社,2022.5,請求記号:Ka22

日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門 第76回

『夜の道標』
芦沢央 著,中央公論新社,2022.8,請求記号:A 92
『君のクイズ』
小川哲 著,朝日新聞出版,2022.10,請求記号:O 24

野間文芸賞 第76回

『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』
川上弘美 著,講談社,2023.8,請求記号:Ka94

野間文芸新人賞 第45回

『あなたの燃える左手で』(再掲)
朝比奈秋 著,河出書房新社,2023.6,請求記号:A 82
『しをかくうま』
九段理江 著,文藝春秋,2024.3,請求記号:Ku16

本屋大賞(大賞) 2023年

『汝、星のごとく』
凪良ゆう 著,講談社,2022.8,請求記号:N 26

本屋大賞翻訳小説部門(1位) 2023年

『われら闇より天を見る』
クリス・ウィタカー 著,早川書房,2022.8,請求記号:999/W 68

松本清張賞 第30回

『ノウイットオール』
森バジル 著,文藝春秋,2023.7,請求記号:Mo45

三島由紀夫賞 第36回

『植物少女』
朝比奈秋 著,朝日新聞出版,2023.1,請求記号:A 82

山本周五郎賞 第36回

『木挽町のあだ討ち』(再掲)
永井紗耶子 著,新潮社,2023.1,請求記号:N 14

吉川英治文学賞 第57回

『燕は戻ってこない』
桐野夏生 著,集英社,2022.3,請求記号:Ki54

吉川英治文学新人賞 第44回

『おんなの女房』
蟬谷めぐ実 著,KADOKAWA,2022.1,請求記号:Se53

読売文学賞小説賞 第74回

『喜べ、幸いなる魂よ』
佐藤亜紀 著,KADOKAWA,2022.3,請求記号:Sa85

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