令和6年12月2日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで、当館は臨時閉館していますが、その間も、資料展示「ニュースを読む」は更新します。臨時閉館中も、電話やインターネットで予約した資料は、当館の臨時窓口や、県内各市町の図書館で受け取ることができます。資料展示「ニュースを読む」でご紹介している資料も予約できますので、ぜひご利用ください。

3月22日は放送記念日です。1925年のこの日、東京高等工芸学校の図書館に設けられた仮放送所から、日本で初めてのラジオ放送が行われました。今年でちょうど100年の節目を迎えます。
この100年の間に、テレビやインターネットなどの新しいメディアが登場し、私たちは様々な媒体をとおして、情報の受信・発信を行うことができるようになりました。
それでも、ラジオにしかない魅力に惹かれる人も多く、ラジオ放送はいまだに根強い人気があります。
街角で聞こえるラジオパーソナリティの軽快なやりとりに思わず聞き入ったり、運転中にニュースや交通情報などを流したりなど、日常生活の一部分となっている人もいれば、ラジオ講座で勉強したり、リスナーとしてお便りやリクエストを送ったりするなど、積極的に趣味として楽しんでいる人もいます。
また、停電時にも使えるラジオは、災害時に重要な情報源の一つです。
ラジオ放送が担ってきた100年間を振り返り、ラジオや放送に関連する資料をご紹介します。
展示資料
- 『想像ラジオ』
- いとう/せいこう‖著,河出書房新社,2013.3,当館請求記号:/I 89
- 『明るい夜に出かけて』
- 佐藤/多佳子‖著,新潮社,2016.9,当館請求記号:/Sa85
- 『ミサキラヂオ』
- 瀬川/深‖著,早川書房,2009.3,当館請求記号:/Se16
- 『その時、ラジオだけが聴こえていた』
- 荒蝦夷‖企画・編集,竹書房,2012.8,当館請求記号:369.31/P 2
- 『ラジオは君を救ったか?』
- 米村/秀司‖編著,ラグーナ出版,2012.6,当館請求記号:369.31/P 2
- 『教養としてのラジオ用語辞典』
- 薬師神/亮‖著,三才ブックス,2024.3,当館請求記号:699/Q 4
- 『放送博物館の60年』
- NHK放送博物館‖編集,NHK放送博物館,2016.12,当館請求記号:699.06/P 6
- 『ラジオの時代』
- 竹山/昭子‖著,世界思想社,2002.7,当館請求記号:699.2/N 2
- 『放送80年』
- NHKサービスセンター‖編集,NHKサービスセンター,2005.3,当館請求記号:699.2/N 5
- 『ラジオの昭和』
- 丸山/鐡雄‖著,幻戯書房,2012.3,当館請求記号:699.21/P 2
- 『ラジオのお仕事』
- 室井/昌也‖著,勉誠出版,2015.10,当館請求記号:699.3/P 5
- 『あの日を刻むマイク』
- 武井/照子‖著,集英社,2020.1,当館請求記号:699.39/Q 0
- 『ラジオのこちら側で』
- ピーター・バラカン‖著,岩波書店,2013.1,当館請求記号:699.66/P 3
- 『眠れぬ夜のラジオ深夜便』
- 宇田川/清江‖著,新潮社,2004.4,当館請求記号:699.67/N 4
- 『35年目のリクエスト』
- 亀渕/昭信‖著,白泉社,2006.11,当館請求記号:699.67/N 6
- 『深解釈オールナイトニッポン』
- 藤井/青銅‖[ほか]著,ニッポン放送,2022.9,当館請求記号:699.67/Q 2
- 『いつでも、どこでも、だれでも』
- ラジオ体操七五周年記念誌編集委員会‖編集,簡易保険加入者協会,2004.11,当館請求記号:781.4/N 5
- 『カムカムエヴリバディ』
- 平川/洌‖著,NHK出版,2021.9,当館請求記号:830.4/Q 1