令和6年12月2日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで、当館は臨時閉館していますが、その間も、資料展示「ニュースを読む」は更新します。臨時閉館中も、電話やインターネットで予約した資料は、当館の臨時窓口や、県内各市町の図書館で受け取ることができます。資料展示「ニュースを読む」でご紹介している資料も予約できますので、ぜひご利用ください。

今から30年前の1995年3月20日に起こった地下鉄サリン事件。当時は「ニュース」でしたが、今はもう「歴史」の部類に入るのかもしれません。

化学兵器であるサリンが都心で無差別に使用され、多数の死傷者を出したこの事件は、日本中に大きな衝撃を与えました。事件発生時、一人ひとりが事件について真剣に考え、さまざまな思いを抱いたことと思います。

しかし30年の歳月を経たことで、当時のことを知らない世代が増えたのも事実です。

事件を風化させないために、そして次の世代に記憶や教訓を継承していくために、被害者やその家族、事件の対応や救護に当たった人、オウム真理教の教団関係者など、さまざまな立場の人が証言した当時の声を知り、改めて事件について考えてみませんか。

展示資料

『慟哭』
佐木/隆三‖著,講談社,2004.2,当館請求記号:/Sa42
『「オウム真理教」追跡2200日』
江川/紹子‖著,文芸春秋,1995.7,当館請求記号:169.1/M 5
『オウム事件取材全行動』
毎日新聞社会部‖著,毎日新聞社,1995.10,当館請求記号:169.1/M 5
『オウムと私』
林/郁夫‖著,文芸春秋,1998.9,当館請求記号:169.1/M 8
『情報時代のオウム真理教』
井上/順孝‖責任編集,春秋社,2011.7,当館請求記号:169.1/P 1
『オウム事件17年目の告白』
上祐/史浩‖著,扶桑社,2012.12,当館請求記号:169.1/P 2
『未解決事件オウム真理教秘録』
NHKスペシャル取材班‖編著,文藝春秋,2013.5,当館請求記号:169.1/P 3
『止まった時計』
松本/麗華‖著,講談社,2015.3,当館請求記号:169.1/P 5
『サリン事件』
Anthony T.Tu‖著,東京化学同人,2014.1,当館請求記号:326.23/P 4
『サリンそれぞれの証』
木村/晋介‖著,本の雑誌社,2015.3,当館請求記号:326.23/P 5
『地下鉄サリン事件20年被害者の僕が話を聞きます』
さかはら/あつし‖著,dZERO,2015.3,当館請求記号:326.23/P 5
『サリン事件死刑囚中川智正との対話』
アンソニー・トゥー‖著,KADOKAWA,2018.7,当館請求記号:326.23/P 8
『アンダーグラウンド』
村上/春樹‖著,講談社,1997.3,当館請求記号:916/M 7
『約束された場所で』
村上/春樹‖著,文藝春秋,1998.11,当館請求記号:915.9/M 8

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