令和6年12月2日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで、当館は臨時閉館していますが、その間も、資料展示「ニュースを読む」は更新します。臨時閉館中も、電話やインターネットで予約した資料は、当館の臨時窓口や、県内各市町の図書館で受け取ることができます。資料展示「ニュースを読む」でご紹介している資料も予約できますので、ぜひご利用ください。

作家の曽野綾子(その・あやこ)さんが2月28日に亡くなりました。93歳でした。
1931年、東京都出身。大学卒業後の1954年、「遠来の客たち」でデビュー、同年の芥川賞候補となりました。
妊娠中絶をテーマにした『神の汚れた手』や、自身の息子をモデルに描いた『太郎物語』など多数の小説を発表したほか、生き方や死生観について語ったエッセイも発表し、『誰のために愛するか』や『老いの才覚』、『夫の後始末』などの話題作を生み出しました。
長年の文化活動への功績から、2003年に文化功労者に選ばれ、2012年には菊池寛賞を受賞しています。
曽野綾子さんを追悼し、著作を御紹介します。
展示資料
- 『天上の青 上』
- 曽野/綾子‖著,毎日新聞社,1990.9,当館請求記号:/So44
- 『天上の青 下』
- 曽野/綾子‖著,毎日新聞社,1990.9,当館請求記号:/So44
- 『誰のために愛するか [正]』
- 曽野 綾子∥著,青春出版社,1983,当館請求記号:159/K 0
- 『老いの才覚』
- 曽野/綾子‖著,ベストセラーズ,2010.9,当館請求記号:369.26/P 0
- 『「いい人」をやめると楽になる』
- 曽野/綾子‖著,祥伝社,1999.2,当館請求記号:914.6/M 9
- 『人間にとって成熟とは何か』
- 曽野/綾子‖著,幻冬舎,2013.7,当館請求記号:914.6/P 3
- 『夫の後始末 [正]』
- 曽野/綾子‖著,講談社,2017.10,当館請求記号:914.6/P 7
- 『夫の後始末 続』
- 曽野/綾子‖著,講談社,2020.8,当館請求記号:914.6/P 7