県内公立図書館等の中堅職員を対象に、住民の多様なニーズに対して迅速・的確に対応するため、幅広い知識や技量を身につけるとともに、施設を超えた連携・ネットワークの形成等を図る機会を提供し、県内図書館の職員の資質向上や連携強化を図るための研修として「公立図書館職員等専門講習会」を実施します。
令和元年度公立図書館職員等専門講習会の詳細
主催
山口県立山口図書館 ※第2回は、山口県図書館協会(情報サービス部会)と共催
開催日時及び内容
- 第1回(11月28日(木曜日))
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- 1.「古文書の保存・管理や活用について」
- 時間:10:05~11:35
- 講師:和田秀作 氏(山口県文書館 専門研究員)
- 内容:古文書の管理方法等の講義及び山口県文書館の見学
- 2.「子どもと図書館を出会わせる「ライぶらり」を体験しよう!」
- 時間:11:35~12:00
- 講師:松本直江(山口県立山口図書館 読書推進グループ 主査)
- 内容:山口県子ども読書支援センターが考案し、今年度の文部科学省委託事業として推進している「ライぶらり」の体験
- ※ライぶらり・・・参加者が図書館を散策し、面白そうと思った本を選び、なぜその本を選んだのかを短時間で紹介し合う、全員参加型の読書活動。
- 3.「書架をもっと魅力的に!配架とサインを工夫する」
- 時間:13:00~15:00
- 講師:中川卓美 氏(著書『サインはもっと自由につくる』(日本図書館協会刊))
- 内容:「棚の魅力を上げる配架と展示」、「語りかけるサインをつくる」をテーマとした講義及びワークショップ「テーマで本を集める発想法」
- 第2回(12月13日(金曜日))
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- 1.「郷土レファレンスの基本図書」
- 時間:10:00~12:00
- 講師:井関和彦(山口県立山口図書館 総合サービスグループ 主査)
- 内容:郷土のレファレンスで使う基本的な参考図書についての講義及び演習
- 2.「健康・医療情報の調べ方」
- 時間:13:00~16:00
- 講師:国立国会図書館職員
- 内容:健康・医療情報分野のレファレンスに有用な資料・検索ツールについての講義及びワークショップ
- 第3回(1月17日(金曜日))
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- 1.「聴覚障害者の図書館利用について」
- 時間:10:00~12:00
- 講師:社会福祉法人山口県聴覚障害者福祉協会派遣講師
- 内容:聴覚障害のある当事者等による聴覚障害者への理解を深めるための講義
- 2.「視覚障害者の図書館利用と今後の展望」
- 時間:13:00~15:00
- 講師:服部敦司氏(枚方市立中央図書館職員)
- 内容:視覚障害のある当事者として読書バリアフリー法に期待することや視覚障害者への理解を深めるための講義(山口県立山口図書館の障害者サービスの案内を含む。)
会場
山口県立山口図書館2階第1研修室(山口市後河原150-1)
※第2回の「健康・医療情報の調べ方」は1階マルチメディアデイジー室で実施
対象
図書館経験3年以上の県内図書館職員等
定員
各回 30名程度(部分受講可) ※ 定員を超えたときは、抽選になる場合がある。
申込方法
令和元年11月21日(木曜日)までに、別紙申込書により、FAX又は電子メールで申し込む。
申込み・問い合わせ先
- 山口県立山口図書館 企画・連携グループ
- TEL:083-924-2111、FAX:083-932-2817
- 電子メールでのお問合せはこちらです。