新元号「令和」時代の幕が上がりました。令和の出典である万葉集に関する資料を1つご紹介します。
県立図書館には、『萬葉集傍註』(恵岳 著、当館請求記号:W911.123/A)という万葉集の注釈本があります。この本の内題部分には、高嶺太神宮(現:山口大神宮)の蔵書を指す「高嶺文庫證印」という印影があり、さらに見返しには「高嶺文庫 献納」と記されています。県立図書館にある資料の中でも珍しいものの1つです。
なお、「梅花の歌三十二首」の序文は『萬葉集傍註 巻5』にあります。閲覧をご希望の場合は、県立図書館2階のカウンターにてお声掛けください。