明治40年4月、公立図書館では日本で最初となる「公開書架」を設置しました。
当時は、申し込みのあった資料を職員が書庫から出して提供するスタイルが基本でしたが、利用者が自由に本を閲覧できるよう、よく読まれる図書や辞書などの参考図書、約2,500冊を公開しました。
写真は、明治45年ごろの普通閲覧室の様子です。奥に公開書架が見えます。
参考:『山口県立山口図書館100年のあゆみ』(山口県立山口図書館開設100周年記念誌編集委員会 編、山口県立山口図書館、2004年、請求記号:Y016/N 4)