資料展示「干支 午」の様子です。

平成27年(西暦2015年)は乙未(きのとひつじ)、干支では未(ひつじ)年にあたります。

羊と人のつながりは古く、漢字の「美」や「善」、吉祥の「祥」にも見られるように、羊は「よい」ものとして大切にされてきました。

この展示では、羊を描いた絵画や羊を象った郷土玩具など、羊に関する資料を通じて人と羊のつながりをご紹介します。

また、1階「ニュースを読む」のコーナーでは「ヒツジのあれこれ」と題して羊の生態や羊毛についてなど、羊に関する様々な資料を展示しています。こちらは貸出しもできますので、あわせてご覧ください。

場所:山口県立山口図書館 2F展示コーナー

展示期間:平成27年1月6日(火曜日)~1月29日(木曜日)

展示資料

漢字の成り立ち
『古代文字動物園』
城南山人 著、日貿出版社、1997.8[当館請求記号:728.02/M 7]
<展示内容>漢字「羊」の成り立ちについて
『図説漢字がわかる字源事典』
新井重良 著、木耳社、2009.3[当館請求記号:821.2/N 9]
<展示内容>漢字「未」の成り立ちについて
描かれた羊
『正倉院宝物 1』
正倉院事務所 編、毎日新聞社、1994.7[当館請求記号:Q709.1/M 4]
<展示内容>「白石鎮子 午・未」正倉院所蔵

※白石鎮子:四神と十二支を2組ずつ彫った大理石の石板。

『日本美術全集 3』
辻惟雄 編集委員、小学館、2013.9[当館請求記号:Q708.7/P 2]
<展示内容>「羊木臈纈屏風(ひつじきろうけちのびょうぶ)」正倉院所蔵
『北斎漫画 14編』
葛飾 北斎、東壁堂、19世紀[当館請求記号:R721.8/A]
『倭漢三才圖會 巻第37』
寺島良安 編、岡田三郎右衛門、正徳5(1715)跋[当館請求記号:W031/A]
『現代の日本画 8 杉山寧』
学研、1991.02[当館請求記号:721.9/M 1]
郷土玩具
『十二支の郷土玩具』
中村浩訳 編著、日貿出版社、2009.10[当館請求記号:759.9/N 9]
羊毛のあれこれ
『「トルコの染織・キリム」展図録』
下関市立美術館 編集、下関市立美術館、1996.12[当館請求記号:Y706/M 6]
※キリム:トルコの各地で飼われている羊の毛を使った毛織物。
『ビジュアル博物館 第66巻』
同朋舎、1998.2[当館請求記号:R033/M 0]
<展示内容>羊毛の刈り方について
『ウールブック』
平凡社、1989.8[当館請求記号:586.52/L 9]
<展示内容>フェルトの作り方について

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