古関裕而（こせきゆうじ　1909-1989）は、福島県出身の作曲家です。 昭和のヒット曲メーカーで、「栄冠は君に輝く」、「オリンピック・マーチ」「モスラの歌」など、生涯にわたり実に5000ともいわれる数の楽曲を作曲しました。本年、連続テレビ小説の主人公のモデルとして、歌手である妻・金子夫人とともに抜擢され、話題となりま...

夏の暑さの到来で体に疲れを感じている方や、梅雨の連日の雨でなんとなく気分が晴れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 心と体の調子を整えるコツを図書館で探してみませんか？ 気分転換や体調管理のヒントになる本を集めました。疲れやすい季節を自分をいたわりながら乗り越えましょう。 展示資料 『イライラのしずめ方』 加藤/...

じめじめした日が続きますね。こんなときは、気分転換に本で旅行はいかがでしょうか。 本を開いて、天候も旅費も時間も気にせずに、憧れのあの場所に旅をしてみませんか？ いろいろな場所に行った気分になれる本をご紹介します。 展示資料 『ライトアップ夜の神社・お寺めぐり』 G.B.，2018.3，当館請求記号：175.9/P 8...

お家時間の過ごし方にお困りの方。 この機会に物語の中や過去の偉人が食べていた料理を再現してみませんか。 赤毛のアンの「チョコレート・キャラメル」、ぐりとぐらの「カステラ」、西郷隆盛の好物「豚骨」等の再現レシピの本をご紹介します。 展示資料 『ハプスブルク プリンセスの宮廷菓子』 関田/淳子‖著，新人物往来社，2007....

昭和52（1977）年に１３歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、拉致被害者家族連絡会（家族会）の代表を務めた横田滋（よこた・しげる）さんが亡くなりました。８７歳でした。 妻の早紀江（さきえ）さんと全国各地で講演や署名活動をするなど、拉致被害者の救出活動に長年尽力しました。 横田滋さんを追悼し、著書をはじめ、拉...

新型コロナウィルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。こんな時こそ、いつもできないことに取り組むチャンスです。 DIYで自分のお気に入りを作ったり、普段気になっていた場所を時間をかけて掃除をしてみたり。 終わるころには、心も暮らしもスッキリと晴れていることでしょう。そんな、気持ちのいい時間の...

新型コロナウイルス感染症は、緊急事態宣言が解除された現在も各地で新規感染者が確認されています。新しい生活様式を取り入れ、感染拡大防止のための注意が必要となります。感染症への理解を深めることが予防につながります。 感染症やその歴史に関する資料や、感染症を題材とした文学作品をご紹介します。 ※新型コロナウイルスについての情...

メディアの進化によって、多くの人が手軽に情報を集めたり発信したりできる時代になりました。 私たちの目の前で、常に世界中の話題が流れ続けており、そこには、正誤の判断がつかないものもたくさんあります。個人が触れられる情報量が格段に増えた今、情報との付き合い方は身近なテーマとなってきています。 この展示では、近年発達の著しい...

山口県出身の映画監督の佐々部清（ささべ・きよし）さんが亡くなりました。62歳でした。 1958年（昭和33年）に下関市で生まれ、1984年（昭和59年）からテレビドラマの助監督や映画の助監督を務めました。その後、2002年（平成14年）に「陽はまた昇る」で映画監督としてデビューのち、2004年（平成16年）に、横山秀夫...

毎年3月14日は、円周率を由来とした「数学の日」です。(日本数学検定協会制定) 科学文明社会を陰から支える数学は、私たち人類の進歩と切っても切り離せない存在です。 今回は、数学の文化史や、歴史、雑学といった観点から、「数学」を読み物的に紹介した本を中心に展示しています。数学が好きな方も、すこし苦手…という方も、気軽に手...

プロ野球選手・監督、野球解説者の野村克也（のむら・かつや）さんが2月11日に亡くなりました。84歳でした。 1935（昭和10）年京都府生まれ。1954年に南海ホークスに入団、捕手として活躍しました。45歳で現役引退後、1990（平成2）年からヤクルト球団監督として就任。データを重視した「ID野球」の方針で手腕を発揮し...

2月13日は「苗字制定記念日」です。 1875(明治8)年2月13日に「平民苗字必称義務令」が制定され、すべての国民に、姓を名乗ることが義務づけられました。先祖代々受け継ぐ「苗字」ですが、その由来やルーツには様々なドラマがあります。 普段当たり前に使っている「苗字」の秘密にせまる本をご紹介します。 展示資料 『名字でこ...

昨年12月に中国で発見された「新型コロナウイルス（2019-nCoV）」は、2月現在も感染拡大を続けています。特に冬場は風邪やインフルエンザの流行時期とも重なっており、感染症予防に細心の注意が必要です。 私たち人類は、長い歴史の中で感染症とどのように向き合ってきたのでしょうか。 感染症の原因となるウイルスや細菌等につい...

作家の藤田宜永（ふじた・よしなが）さんが、1月30日に亡くなりました。69歳でした。 昭和25（1950）年福井県生まれ。昭和61（1986）年に作家デビュー。恋愛小説やミステリ・冒険小説を手掛け、平成7（1995)年「鋼鉄の騎士」で、日本推理作家協会賞を受賞。また、平成13(2001)年には「愛の領分」で直木賞を受賞...

１月１５日に、第１６２回目となる芥川賞と直木賞の受賞作が発表されました。 芥川賞には古川真人（ふるかわ・まこと）さんの「背高泡立草（せいたかあわだちそう）」が、直木賞には川越宗一（かわごえ・そういち）さんの「熱源」が選ばれました。 これにちなみ、今回の芥川賞と直木賞の受賞作および候補作と過去の受賞作や関連資料を展示する...

「若い人に贈る読書のすすめ」のリーフレット2017～2020年版に掲載された資料を展示します。 リーフレットには、新たな一歩を踏み出す若い人向けに読書推進運動協議会が選定した24冊が紹介されています。 新生活で忙しくなる前に、ゆっくり本を読む時間を作りませんか。 展示資料 若い人に贈る読書のすすめ2020 『死にがいを...

評論家の坪内祐三（つぼうち・ゆうぞう）さんが、1月13日に亡くなりました。61歳でした。 昭和33（1958）年東京都生まれ。雑誌「東京人」編集者を経て、評論家となります。「文庫本を狙え！」、「新書百冊」などの読書案内のほか、多彩なコラム・エッセイなどで知られています。平成13（2001）年に「慶応三年生まれ　七人の旋...

1995年（平成7年）1月17日午前5時46分、兵庫県淡路島北部を震源とするマグニチュード7．2の大地震が阪神地方を襲いました。「阪神・淡路大震災」です。 あの日から今年で25年が経ちます。 当時出版された本を通じてあの日何が起こったのかを振り返るとともに、どう人々や町が復興していったのか、これから起こりうる大災害に備...

イギリスが、EU（欧州連合）離脱＝「ブレグジット（Brexit）」を宣言して3年。2019年12月には下院でEU離脱協定法案が可決となり、本格的に離脱の方向へ進み始めました。 協議はこの先も続く予定ですが、国内でも世論が分かれており、先行きは不透明です。また、この問題は経済面での打撃も出るとみられており、在英企業などを...

明智光秀（あけち・みつひで）は戦国期に織田信長に仕えていた武将です。 天正10（1582）年に謀反を起こし、本能寺にて信長を自害させますが、羽柴（豊臣）秀吉に山崎の戦いで敗れました。 明智光秀とゆかりの地に関する資料をご紹介します。 展示資料 『光秀の十二日』 羽山/信樹‖著，新人物往来社，1993.6，当館請求記号：...