ノーベル文学賞作家のアリス・マンローさんが5月13日に亡くなりました。92歳でした。 1931年、カナダのオンタリオ州出身。10代から短篇小説を執筆し、1968年に初の短編集を出版しました。カナダの田舎町を舞台にした作品を多く発表し、2013年にノーベル文学賞を受賞。「短篇小説の女王」と賞され、2005年にはタイム誌の...
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5月12日は近代看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日であることから、国際看護師協会はこの日を「国際看護師の日」としています。 日本でも、看護の心、助け合いの心を誰もが育むきっかけとなるよう「看護の日」が制定されました。 高齢社会を生きる私たちが抱える看護の問題や、看護のこれまでの歩みなど、看護について...
今年の4月28日に詩画作家の星野富弘(ほしの・とみひろ)さんが78歳で亡くなりました。また、書家の相田みつを(あいだ・みつを)は今年の5月20日に生誕100年を迎えます。この二人の作品から、生きるための「やさしさ」や「勇気」、「励まし」、「強さ」を受け取った方も多いのではないでしょうか。 また、二人の作品にまだ触れたこ...
新年度開始から1か月が過ぎ、行楽シーズンとなりました。 今回の展示では、山口県内外の鉄道(主にローカル線)に関する資料と、山口県の旅行ガイドブックを紹介します。 梅雨に入る前のこの機会に、電車に乗って旅行をしてみませんか。 展示資料 『鉄道の旅 中国・四国』講談社,2010.12,当館請求記号:Y290/P 0 『中国...
ピアニストのフジコ・ヘミングさんが4月21日に亡くなりました。92歳でした。 ベルリン出身。スウェーデン人画家・建築家の父と、日本人ピアニストの母を持ち、5歳で日本に移住します。 東京芸術大学を経て、その後ベルリン音楽学校に入学。風邪が原因で両耳の聴力を一時的に失いますが、音楽活動を続け、1995年に日本に帰国します。...
現在放映中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公のモデルは、日本初の女性弁護士の1人であり、初の女性判事及び家庭裁判所長を務めた三淵嘉子(みぶち・よしこ)です。 今回の展示では、三淵嘉子に関連する本と、彼女のように男性社会の中に切り込んでいった女性たちの本を紹介します。 日本女性のなかで先駆者となった彼女たちの勇姿を...
作家の加藤幸子(かとう・ゆきこ)さんが3月30日に亡くなりました。87歳でした。 北海道札幌市出身。5歳から11歳までの間を北京で過ごし、戦後、日本に帰国しました。 1982年「野餓鬼のいた村」で第14回新潮新人賞、1983年「夢の壁」で第88回芥川賞を受賞。 自然の保護活動にも取り組み、農林省農業技術研究所、日本自然...
生物学者で、環境保護活動の先駆者として知られるレイチェル・カーソンが亡くなって2024年4月で60年になります。 現在ほど開発による環境への影響が重要視されていなかった時代に、彼女は代表作『沈黙の春』の中で、化学物質による公害問題について訴え、いち早く環境問題に警鐘を鳴らしました。 60年前レイチェル・カーソンが危惧し...
更新日:2024年4月20日 4月12日(金曜日)~6月9日(日曜日)まで、山口県立美術館で、「奈良大和路のみほとけ」展が開催されます。 これにちなみ、奈良大和路を中心とした仏像に関する資料と、奈良の仏像や風景を撮り続けた写真家・入江泰吉(いりえ・たいきち)の資料等をご紹介します。この機会に、奈良大和路のみほとけの世界...
第96回米アカデミー賞の授賞式が3月10日(日本時間11日)に開かれ、「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が視覚効果賞を、「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞をそれぞれ受賞しました。 これにちなみ、アカデミー賞に関する本とともに、今年70周年を迎える「ゴジラ」と、世界中で愛されるジブリ作品に関する本をご紹介しま...
『DRAGON BALL』や『Dr.スランプ』などを描いた漫画家の鳥山明(とりやま・あきら)さんが2024年3月1日に亡くなりました。 鳥山明さんを追悼し、少年マンガの歴史や系譜に関する本を展示します。 昭和・平成・令和と、その時々でこどもから大人まで、どきどき、わくさくさせてきた「少年マンガ」。懐かしのあのマンガをも...
春らしい陽気の日が増えてきて、だんだんと過ごしやすくなってきました。 今回の展示では、さんぽや道草のお供にオススメの資料を紹介します。 いつもの道でも、本を片手にゆっくり歩いてみれば新たな発見があるかもしれません。 身近な木や花といった植物や、鳥などの生き物にちょっとフォーカスをあててみませんか。 展示資料 『図鑑大好...
インターンシップのため来館された学生さんにおすすめの本を選んでいただきました。 「ニュースを読む」コーナーで、紹介文のポップと一緒に展示しています。 ぜひご覧ください。 テーマ:「春」、「食べ物」 展示資料 テーマ:春 『あん』ドリアン助川‖,ポプラ社,2015.4,当館請求記号:/D 87 『また次の春へ』 重松/清...
県立図書館の1階エントランスホールに設置されている2体の彫刻をご覧になったことはありますか? この2つの彫刻「ドッキング(空間の無限の脱皮)No.16、No.17」は山口市出身の彫刻家、田中米吉(たなか・よねきち)さんによって製作されました。 また3月より、正面玄関前では、当館と山口県立美術館の模型を展示しています。こ...
更新日:2024年3月9日 私たちは読書を通じて自分とは違う誰かの思いや考えに触れることができ、新たな知識を得ることができます。そんな人生を彩る本との出会いを、図書館で探してみませんか。 当館では3月16日(土曜日)に「図書館と読書」をテーマにした講演会を開催します。それに関連し、図書館や読書をさらに活用するために役立...
3月12日は語呂合わせから財布の日とされています。 今回の展示では「貯める(貯蓄)」「殖やす(投資)」「使わない(節約)」という3つの観点から、家計防衛に役立ちそうな本をご紹介します。 物価の高騰、新NISAの開始など、お金に関する知識や情報を蓄える時期がきている今。 4月からの新生活、新年度が始まる前に、一度自身の"...
指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが2月6日に亡くなりました。88歳でした。 1935年、旧満州奉天(現在の中国瀋陽)生まれ。5歳のときに帰国しました。 幼少からピアノを学び、桐朋学園の音楽科に入学後は、多くの指揮者を育てた齋藤秀雄さんから指揮を学びました。 卒業後にフランスに渡り、カラヤン、ミュンシュ、バーンスタ...
更新日:2024年3月5日 バレンタインデー、ホワイトデーシーズンが近づき、スーパーやデパートにおいしそうなチョコレートが並べられるようになりました。ちょっと高めのチョコレートを買ったり、手作りのお菓子作りに挑戦したりと、ついつい普段よりスイーツにお金を使ってしまう季節です。 山口市は2018年のチョコレートの支出額が...
中原中也記念館は、今年の2月18日(日)に開館30周年を迎えます。 また、この日は開館記念日ということで、入館料が無料になるそうです。これを機に中原中也記念館に足を運んでみてはいかがでしょうか。 今回の「ニュースを読む」の展示では、中也に関連する資料とともに、歴代の中原中也賞受賞作を展示します。また、中也に関する資料は...
「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」(平成30年法律第71号)が、2024年4月に自動車運転業務に適用されます。 それによって輸送力が不足し、今のようには荷物を運べなくなる可能性が懸念されており、このことは“物流の2024年問題”と称されています。 今回の展示では、当館が所蔵している運輸や物流、配達...
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