更新日:2024年1月9日 2024年のNHK大河ドラマの主人公は紫式部です。 紫式部によって紡がれた『源氏物語』は、のちに「世界最古の女性文学」と呼ばれ、現代に至るまで読み継がれる日本古典文学の金字塔です。 今回の展示では『源氏物語』の世界や、紫式部の生きた時代について書かれた資料をご紹介します。 紫式部が生きた平安...
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更新日:2023年12月21日 現在放映中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の主人公のモデルは、歌手の笠置シヅ子(かさぎ・しづこ)です。 直立不動で歌うソロ歌手しか存在しなかった戦後の邦楽界に、躍動感あるリズム楽曲とダンスパフォーマンスを導入し、「ブギの女王」として一世を風靡しました。 その明るさは、戦時下には踊りが派...
作家の三木卓(みき・たく)さんが11月18日に亡くなりました。88歳でした。 1933年東京出身。幼少期を旧満州で過ごし、1946年に引き揚げを経験しました。 当時の経験をもとに執筆された小説集『砲撃のあとで』の中の一編「鶸(ひわ)」で、1973年に芥川賞を受賞。 詩や小説、児童文学など幅広い分野で活動を続け、『ぽたぽ...
毎年この季節になると、街はクリスマス一色になります。あちこちで流れるクリスマスソングを聞いていると、思わず口ずさみたくなりますね。 今年のクリスマスはどうやって過ごしますか? クリスマスの物語を読んだり、料理を作ったり、贈り物をしたりとクリスマスの楽しみ方は人それぞれです。 今回の展示では、クリスマスソングといった音楽...
作家の伊集院静(いじゅういん・しずか)さんが11月24日に亡くなりました。73歳でした。 1950年山口県防府市出身。立教大文学部卒業後、広告代理店勤務を経て、フリーランスのディレクターとしてCMの企画やコンサートの演出を手がけました。 1981年に『皐月』で作家デビュー。1992年には『受け月』で直木賞を受賞しました...
11月14日に第45回サントリー学芸賞の受賞者と受賞作品が発表されました。 サントリー学芸賞は、社会や文化を支える優れた研究や評論活動を行った個人に対して贈呈される学術賞です。毎年「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門において、受賞者と作品が選ばれます。 今年は、山口県立大学国際文化学部の菱岡...
当館では毎年、消しゴム版画を使った年賀状やクリスマスカードづくりを学べる「干支とクリスマスの版画教室」を行っています。(今年度は定員に達しました) これにちなみ、消しゴム版画に関する本や、クリスマスカードや年賀状づくりに役立つ本をご紹介します。ひと工夫をして、オリジナルの作品を作ってみませんか。 展示資料 『玉雲水墨画...
山口県立山口図書館は明治36年(1903年)に開設し、今年で開設120年の節目を迎えます。また、建築家の鬼頭梓(きとう・あずさ)さんによって設計された現在の建物は、昭和48年(1973年)の開館から今年で50年を迎えます。 開設120周年と建築50周年を記念して、11月12日(日)に山口県立山口図書館では記念行事「見る...
作家の村上春樹さんが、スペインのアストゥリアス皇太子賞を文学部門で受賞しました。この賞は「スペインのノーベル賞」とも言われており、文学部門での日本人の受賞は初めてです。 村上さんの作品は海外でも高い評価を受けており、著書は様々な言語に翻訳されています。 そこで今回の「ニュースを読む」では、当館で所蔵する村上さんの著書の...
10月11日、将棋の八大タイトルの1つ「王座戦」で、将棋棋士の藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座に勝利し、「王座」を獲得しました。 これにより、将棋の八大タイトルの全冠制覇が達成され、藤井聡太八冠が誕生しました。竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖の八つのタイトルを同時にに独占する八冠の達成は、史上初です。 偉業の達...
山口県の橋と聞いて、どこに架かる橋を思い浮かべますか? 日本三名橋の一つである木造アーチ型の錦帯橋や、本州と九州を陸路でつなぐ交通の要衝の関門橋、コバルトブルーの海に架かる様子が絶景と話題の角島大橋など……山口県内には有名な橋がたくさんあります。 長い間、住民の生活を助け、訪れる人たちにも親しまれてきた山口県の橋ですが...
9/30(土)に山口県健康づくりセンターで開催された「ピンクリボンinやまぐち2023」 で展示・貸出しをした資料の一部をご紹介します。 このイベントは、乳がんを中心としたがんの、検診による早期発見・早期治療の大切さを講演会などを通じて学ぶことを目的としたもので、当館もがんや健康に関する資料の展示・貸出しで参加しました...
更新日:2023年11月2日 暑かった夏が終わりを迎え、そろそろ秋が近づいてきました。 この時期は、気温などの変化に身体がついていかなかったり、夏の疲れが出たりして、体調を崩す人が多くなるようです。 また、衣替えをしたり、暖房器具を出したりと、寒さへの備えも必要です。 しっかりと暮らしとからだを整えて、寒い季節を乗り越...
山口県立萩美術館・浦上記念館で、9月16日(土)~12月3日(日)まで「フィンランド・グラスアート」展及び「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル」展が同時開催されます。 「フィンランド・グラスアート」展では、北欧・フィンランドのデザイナーや作家ら8名が手がける芸術性豊かなガラス作品が展示され、「ムーミンの食卓とコンヴィヴィ...
県立図書館へ図書館実習に来られた学生さんにおすすめの本を選んでもらいました。 「ニュースを読む」コーナーで紹介文のポップと一緒に展示しています。 思わぬ本との出会いがあるかも知れません。 ぜひご覧ください。 テーマ:「紅葉」、「懐かしい」 展示資料 テーマ:紅葉 『絵でつづるやさしい暮らし歳時記』新谷/尚紀‖監修,日本...
日本の大手百貨店としては約60年ぶりとなるストライキが実施されたり、最低賃金の全国平均が初めて1000円を突破したりするなど、近年労働者を取り巻く環境に注目が集まっています。 仕事をめぐる様々な悩みや問題に直面したとき、労働者にはどんな権利があって、何の法律が自分を守ってくれるのか。今回の展示ではそんな疑問のヒントとな...
9月18日は敬老の日です。 今年も読書推進運動協議会が選定した「敬老の日 読書のすすめ 2023」のリーフレットが発行されました。 一昨年から今年までのリーフレットに掲載された図書に加えて、様々な視点から老いについて書かれた図書を展示します。 穏やかな日々を過ごすヒントや、老いてこそ生きる強さが輝く人について書かれた図...
関東大震災は、今から100年前の1923年(大正12年)9月1日に発生しました。地震の規模はマグニチュード7.9と推定され、関東圏を中心に大きな被害を及ぼしました。 現在では、関東大震災が発生した9月1日は「防災の日」と定められ、9月に多く発生する台風などを含めた災害についての知識を深める行事が各地で行われています。 ...
更新日:2023年9月6日 連日照りつけるような猛暑が続きます。そんな夏に読みたくなるお話といえば、やっぱり怖い話ですね。 背後の暗闇が少し気になってしまうような怪談話や、不可思議な世界に迷い込んだかのような奇譚など、多様なお話を集めました。 長旅のお供や、眠れぬ短夜の傍らに、奇々怪々な物語を手に取ってみてはいかがでし...
上野英信(うえの・えいしん)は、1923(大正12)年8月7日に山口県吉敷郡井関村(現・山口市阿知須)で生まれた作家です。 22歳の時に広島で被爆しその後京都大学を中退。九州の炭鉱で働きながら、谷川雁(たにがわ・がん)(詩人 ・ 評論家)らと『サークル村』を創刊します。その後も炭坑労働者たちの姿などを描いた記録文学作品...
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