本の展示に挑戦(No.235:2014年8月22日) 2014年8月21日 大学生のインターンシップが始まっています。5日間ほど各部署で様々な仕事をします。 こどもとしょしつの実習では、「昆虫のえほん」の展示に取り組みました。 見出しのレイアウトや本の見せ方を試行錯誤した甲斐あって、本を追加するほどの人気の展示になりました。...
夏の読書は維新の志士と共に(No.234:2014年7月23日) 2014年7月22日 山口県観光連盟が徳山大学と協力して、幕末維新にゆかりのある人物10名のしおりを作製しました。 山口県内の図書館などで、このしおりを絶賛配布中です。維新の志士と一緒なら読書もあっという間。 県立図書館では1階カウンターに置いています。コレクションしたくなりますが、お持ち帰りは本命1人だけでお願いします。...
文学界のファッションアイコン”宇野千代”(No.233:2014年7月11日) 2014年7月10日 2階ふるさと山口文学ギャラリーでは、小展示「宇野千代とファッション」を8月28日(木)まで開催中です。宇野千代には作家だけでなく、人気ファッション誌の編集長や、きものデザイナーという顔もありました。 千代が昭和11年に創刊したファッション雑誌「スタイル」は、興味を引くタイトルが並んでいて、ついつい読みふけってしまいそう...
祝!!県立図書館111歳(No.232:2014年7月3日) 2014年7月2日 明治36(1903)年7月6日は県立図書館が開館した日です。 皆様に支えられ、今年で111年。自動貸出機のおじさまもお喜びです。...
冷房の試運転が始まっています(No.231:2014年6月27日) 2014年6月26日 正面玄関横では、毎年恒例の緑のカーテンが育っています。 館内は冷房の試運転が始まり、暑くなりそうな時間帯は冷房が入っています。 本格稼動は7月8日(火)から。みなさまのご利用をお待ちしております。...
教科書展示会開催中(No.230:2014年6月20日) 2014年6月19日 県立図書館1階エントランスでは、7月27日(日)まで教科書展示会を開催しています。 来年度使用される小中高の教科書を手に取ることができます。思わず教科書談義に花を咲かせている方もちらほら。 展示が終わると書庫で保管します。過去の教科書のご利用は、2階調査相談カウンターでお申込みください。...
作家ゴーリキー没後88年(No.229:2014年6月10日) 2014年6月9日 平成26(2014)年6月18日は、ロシアの作家ゴーリキーの没後88年目に当たります。 昭和28(1953)年、ソヴィエト作家同盟が、文学批評家としての彼の全活動を集約する本を出版しました。翌年にはそれを原典とした『作家論』が山口市小郡出身の岩上順一の訳で出版されました。 岩上の足跡については、県立図書館で開催中の企画...
防長の美術工芸品にひたる9日間(No.228:2014年5月29日) 2014年5月29日 県立図書館の2階には、古文書や公文書を管理・調査する山口県文書館(別ページ)があります。 日頃は研究者が多く利用していますが、年一回のアーカイブズウィークではギャラリートークや書庫見学ツアーなどでにぎわいます。 今年は、5月31日から6月8日まで「美術とアーカイブズ」と題して開催されます。 ここで気になるのがポスターや...
展示担当者の裏話-その2(No.227:2014年5月23日) 2014年5月22日 資料展示「赤十字運動に見る近代日本」に展示されている本(写真中央)がたどってきた運命とは・・・ 明治末、東京の日比谷図書館には英国人女性の尽力で収集された「日英文庫」という洋書の一大コレクションがありました。 昭和20年の空襲で日英文庫は全焼しましたが、偶然、山口県立山口図書館などに貸し出されていた本は免れることができ...
展示担当者の裏話(No.226:2014年5月20日) 2014年5月19日 2階資料展示コーナーでは、赤十字運動月間にちなんで、2階資料展示コーナーでは、赤十字運動月間にちなんで、「赤十字運動に見る近代日本」を5月29日まで開催しています。 この展示が開始される2日前、準備に追われながらも楽しそうな担当者の姿を見つけました。 訳をたずねてみると、『ゴルドン婦人と日英文庫』を片手に、赤十字マーク...
あの作品の訳者も山口県人(No.225:2014年5月9日) 2014年5月9日 県立図書館2階にある「ふるさと山口文学ギャラリー」では、 県立図書館2階にある「ふるさと山口文学ギャラリー」では、企画展「西洋文学へのまなざし~ふるさとの文学者による翻訳と評論~」を8月28日まで開催しています。 メーテルリンクの『青い鳥』など有名な作品の翻訳も展示しています。 翻訳者が主人公のドラマが話題になっていま...
連休中も開館しています―その2(No.224:2014年5月1日) 2014年4月30日 大型連休中、県立図書館は、月曜日以外の土日祝日は9時から17時まで開館しています。 お仕事や家事で忙しい日々の合間にぜひご利用ください。 5月4日(日)は周辺行事のため、早朝から駐車場が混み合うことが予想されます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。...
連休中も開館しています(No.223:2014年4月24日) 2014年4月23日 今週末から大型連休が始まります。ご予定はお決まりですか。 県立図書館は、月曜日以外の土日祝日は9時から17時まで開館しています。 喧騒から離れて独り読書にふけってみるのもいいですね。 こどもとしょしつでは、「プラネタリウムを作ろう」(5月3日)と「スペシャルおはなし会」(5月6日)があります。参加申込はお早めに。...
新緑の季節になりました(No.222:2014年4月17日) 2014年4月16日 寒さもひと段落し、緑が映える季節になりました。図書館周辺では、桜からツツジに主役のバトンが渡されているようです。 この時期の図書館では、新しい職員に仕事を伝える日々が続きます。 カウンターでは初々しい緊張感が漂ってしまうこともありますが、花開く日まで暖かく見守っていただけています。...
散兵、恐るべし(No.221:2014年3月25日) 2014年3月25日 この点と線でできた図、何と思われますか? これは、当館所蔵の『散兵教練書』に載っている図です。『散兵教練書』とは、幕末に長州藩が用いた西洋式戦術の教科書です。この散兵戦術を身につけた長州藩の機敏な戦いぶりは「猿の如し」といわれたそうです(『幕末秘史 新聞薈叢』p135より)。 長州藩の強さを支えた『散兵教練書』を、山口...
災害に備えるには、まず知ることから(No.220:2014年3月11日) 2014年3月11日 平成23年3月11日に東日本大震災が起こってから、丸3年が経過しました。その被害はすさまじく、いまだ復興半ばの状況です。 災害の少ない土地というイメージのある山口県ですが、昨年も大雨による災害が起こってしまいました。備えがあるに越したことはありません。まずは、災害を知ることが大事です。 当館では、「山口県の災害について...
県立図書館は、読書のバリアに挑戦します(No.219:2014年3月5日) 2014年3月5日 平成24年3月に当館がリニューアルした際に開設した平成24年3月に当館がリニューアルした際に開設した「マルチメディアデイジー室」は、満2歳を迎えました。 これにちなんで、マルチメディアデイジー図書をはじめ、通常の読書に伴うバリアをなくし、より多くの方々に読書を楽しんでいただくための工夫がある本や道具を展示した「資料展示...
お内裏様とお雛さま(No.218:2014年2月28日) 2014年2月28日 寒い寒いと思っていたら、もう2月も終わりですね。当館のこどもとしょしつの入り口にも、雛飾りがお目見えしました。 雛段にたくさんの人形が飾られるようになったのは江戸時代、元禄以前くらいからといわれています(『日本年中行事辞典』p370)。『日本の旧家雛めぐりの旅』という本では、毛利家をはじめ、城下町萩の旧家の雛飾りをカラ...
資料点検を行っています―その6(No.217:2014年2月26日) 2014年2月26日 ただいま、閉館して資料点検作業を行っています。 点検作業中は返却処理ができないため、その間の返却本はまとめておいて、作業終了時に一度に処理します。 この作業が終わると、いよいよ開館準備です。...
資料点検を行っています―その5(No.216:2014年2月25日) 2014年2月25日 ただいま、閉館して資料点検作業を行っています。 読み取った本のデータを確認して、所在のはっきりしない迷子の本を探しているところです。本棚の奥や下ににもぐりこんでいることもあるので、探すのはひと苦労です。 書名を呼んだらその本が返事をしてくれたりすると、ずいぶん楽なのですが……。...